Philosophy

創るものは、
今のためのものではない。

Statement

創造力を未来のために

The Issue

私たち人類は、過去、幾度となく変革を起こしてきました。これは、往々にして、私たちの人生、すなわち「直面する課題を解決しようとする活動」に費やすエネルギーの非効率性を、技術進歩を背景に、新たな効率的エネルギー消費活動に変革していく態様でした。その中でも、きわめて変革量の大きいもののことを、私たちは革命と呼んでいます。
近年、ICT(Information Communication Technology)の進歩は著しく、きわめて多くの変革が短期間に起こっているように見えます。しかしながら、データや剰余利益は一部の企業や集団に寡占され、情報の非対称性は改善されず、格差の拡大は止まることを知らず、機会は平等に与えられず、貧困は未だ世界中に蔓延し、対処療法的に肥大化し続ける金融システムは日増しに規模を増大させ、さらには紛争や戦争がなくなる気配もなく、「技術進歩によって人類は豊かになった」と、言える状況には未だ到達していません。
これが私たち人類に共通する問題です。非効率性の問題は、日を追うごとに顕在化の規模を大きくしており、いつ臨界点に達してもおかしくない状況にあります。

Mission

MAXELEのミッションは、文明の進化につながる真にイノベーティブなグローバル・マネタリーシステムと情報流通インフラとを提供することによって、世の中の相関性を最適化し、社会に創造される価値を最大化させることです。MAXELEは通貨流通と情報流通とにアプローチすることによって、「沸き起こる情熱のままに生きたい」という、人々の基本的欲求に応えます。

Solution

新時代のためのミディアム
最も小さく最も大きなアプローチ

通貨は利用者相互の信認性をもって存在することができ、また利用者相互の信認性が保たれる範囲に流通することができます。換言すると、通貨は価値観を共有する人々の中に流通し、人々による価値観の共有範囲は通貨の流通する範囲になります。経済とはコミュニティを合理化した社会的メカニズムであり、通貨は経済圏に支えられ、他方で経済圏は通貨に支えられ、そこに人々による生産と消費の循環が生じます。
価値交換媒体として最も優れた通貨とは、自らに購買力を宿した本位貨幣、且つ信用創造が可能な信用貨幣です。そして、経済活動領域として最も大きな経済圏とは、無限の拡張性を有するインターネットです。最も優れた通貨と最も大きな経済圏とが一体不可分のプラットフォームとして提供されるとき、かつてない新しい経済が社会に誕生します。

MAXELEは、ファウンダーによって生み出された3つの特許発明を組み合わせることによって、従来の金融システムを含む情報流通メカニズムの課題を根本から解消した、世界がまだ見たことのないICTプラットフォームを提供します。

コア・テクノロジー

価値尺度機能を自らで発揮する通貨(購買力本位通貨)の生成方法

通貨の消却と発行とを管理するサーバの処理であり、無償で提供、及び取得される価値に含まれる経済価値を定量化し、ユーザ間の相関性から購買力を還流させるように、発行する通貨に購買力を本位させる処理を行います。

世界中のユーザが利用した時、購買力の異なる複数の国家をまたがり、人類共通の「価値の度量衡」を生成することができるようになります。

特許発明A
特許発明B
特許発明C
インターカレンシー®
グローバル・スタンダード・カレンシー
インターヴァース®
グローバル・サイバー経済圏

インターカレンシー®とは

  • ユーザ間の相関性から生じる購買力そのものが本位する通貨(購買力本位通貨)
  • 本位させる購買力の大きさを制御することのできる通貨
  • インターヴァースと一体構成され、無償価値の媒介手段としても機能する通貨
  • 実社会におけるバンクマネーとしての信用創造システムも従属的に構築可能な通貨

インターカレンシーは、従来のステーブルコインはもとより、法定通貨等のバンクマネーの課題さえも根本から解消した、国や法律やペッグ対象資産や為替の存在をまったく必要とせず、自らで独立して流通し得る、自律的に金利の生じるグローバル・ステーブルコインです。インターヴァースに流通する第1通貨と、実社会においてブロックチェーン・ネットワークに流通する第2通貨とが一体となって1つの通貨機能を構成し、インターヴァースと実社会とを縦横無尽に流通します。
インターカレンシーは、人類共通の「価値の度量衡」機能を担います。

インターカレンシー®と他通貨の比較

購買力

通貨の単位あたりに内在する購買力の根拠
(俗に言う、通貨の中身/価値尺度機能の中核)
尺度制御
(単位価値の制御)
信用創造
(Money creation)
グローバル
(国際的なストレスのない流通性)
シニョリッジ
(通貨発行益)
ドルやユーロや円等の
バンクマネー
Libra等の
ステーブルコイン
購買力本位通貨
インターカレンシー
これは驚くことであろうが、実際に通貨(バンクマネー)とは単なる計算単位であって、その計算単位が表す数量としての価格は、価値を計算する上での計算単位の倍数にすぎない。
すなわち、バンクマネーには「何の価値も本位していない」ということであり、ゆえに無限の信用創造(Money creation)を可能にしている。

通貨価値の根拠たる購買力を有さないが、国際為替メカニズムによって、外生的に何とか通貨価値のボラティリティを低く抑え込んでいる。
これがハイパーインフレの生じる原因である。
「ステーブル」を図る対象資産とのバランシングによって自らの単位価値を対象資産の価値に従属させるステーブルコインは、その購買力を対象資産に委ねている。
またステーブルコインは、対象資産との交換メカニズムによって自らに対象資産の購買力を転移させている。
すなわち、発行主体による対象資産の保有が前提であり、当該対象資産の購買力がステーブルコインを担保することから、その管理には細心の注意が必要であり、運用損はあってはならない。
例えば、本質的に購買力を有さないバンクマネーを根拠としたステーブルコインの購買力は本質的に生じ得ず、また発行主体は発行数量に応じたバンクマネーを保有する必要があることから、ステーブルコインは電子マネーと大差ない。
インターカレンシー&インターヴァースを利用するユーザの購買力そのもの。

ユーザはインターカレンシーを消費(消却)してインターヴァースに生じる経済価値を取得するが、当該消費(消却)されたインターカレンシーの数量は、当該取得された経済価値が定量化されたものである。このとき、インターヴァースでは、評価発行アルゴリズム(特許発明)によって、消費(消却)されたインターカレンシーが当該経済価値を生じさせる原因となったユーザに対して発行される。これにより、インターカレンシーに購買力が本位する。
流通数量を増加させて通貨価値を下落、及び流通数量を減少させて通貨価値を上昇させるというが、ただの思い込みに過ぎず、実際にそうなっていない。
インフレ・デフレという概念が存在する時点で、尺度制御という概念に到達し得ない。
ペッグ対象資産という基準資産の単位価値に均衡させているだけであるため、自らの尺度を独自に制御することはできない。
仮に基準となるペッグ対象資産との交換比率を変動させて単位価値を変動させたとしても、そもそもペッグ対象資産の単位価値が変動してしまえば、それに従属するステーブルコインの単位価値も変動してしまう。
そもそも、購買力を完全に本位させる通貨だけが、通貨の単位に本位させる購買力の大きさを制御することができる。
インターカレンシーには、インフレ・デフレの概念が生じ得ない。尺度の本質は度量衡であるが、インターカレンシーは任意に「価値の度量衡」を生成でき、さらにこの制御を可能としている。
現代通貨のコア・メカニズム
融資による通貨の創造が可能
外部のペッグ対象資産の存在によって、融資による通貨創造は不可能
本位通貨でありながら、Dual circulating mechanism(特許発明)によって、融資による通貨の創造が可能
強制通用力、為替、及びSwiftに依存しているため流通は限られている。
ペッグ対象資産等の設計によっては流通に制限はない。
価値尺度を自ら発揮する仮想通貨のため流通に制限はない。
発行と消却の差分利益としての金利のみ
マイナス・シニョリッジ(通貨発行損)発生
発行と消却の差分利益としての金利+発行対価の調達益

インターヴァース®とは

  • インターカレンシーの流通する、インターネット上に構築される地球を覆うグローバル・サイバー経済圏
  • かつてないウォレット機能によって、実社会と同調して経済活動が実施される領域
  • ビッグデータを有償の公共財として取り扱うことのできる領域
  • 無償で提供され取得される「価値」に含まれる経済価値が定量化され、「価値」を無償で提供したユーザに対して定量化された経済価値と等価のインターカレンシーが発行される領域

インターヴァースは、従来のECサイトはもとより、SNS、オウンド・メディア、キュレーション・サイト、コンテンツ・マーケット、及び検索エンジン等のICTプラットフォームの課題を根本から解消した、エネルギー・ロスなくストレス・フリーに経済活動を行うことができる、独立した通貨「インターカレンシー」の流通するグローバル・サイバー経済圏です。それは、いつでも・どこでも・誰しもが、インターネットに接続されたデバイスを介して参加することのできる、実社会にシンクロナイズされるユビキタス・ソサエティーです。通貨と経済圏とが一体不可分であるように、インターヴァースは、インターカレンシーと一体不可分の存在として機能します。
インターヴァースは、人類共通の「情報流通インフラ」を担います。

インターヴァース®に流通する価値一覧

マゼル・ネット®について

マゼル・ネット®とは
  • インターカレンシー®&インターヴァース®の提供に先駆けての、これらをブラッシュアップさせるオープン・イノベーション・プラットフォーム
  • プロジェクトに参画する有志によって研究成果が無償提供、及び情報交換される、3つの特許発明を核にするリサーチャー・ネットワーク
  • セキュリティ・トークン化された当社株式の流通するブロックチェーン・ネットワーク
  • リサーチャーによる研究成果と創出される経済価値とがシンクロナイズされる、かつてないグローバル・シンポジウム

MAXELE NET®は、MAXELE Inc.の保有する特許に含まれる経済価値が反映するセキュリティ・トークン化された当社株式を、プロジェクトに参画するリサーチャー間でシェアするネットワーク・プラットフォームです。MAXELE NET®には、リサーチャーの沸き起こる情熱から最良のアウトプットを引き出し、ソリューションをブラッシュアップさせ続ける力があります。
MAXELE NET®は、人類共通の「研究基盤」を担います。

※MAXELE NET®は、本ウェブサイトwww.maxele.netをアップグレードさせる形で2020年中に提供される予定です。

The Future of the World

未来における12の効果
シニョリッジ

マゼルは、構築するICTプラットフォームから送金手数料や発行する2種類の通貨の交換機能におけるスプレッド利益を、ユーザに負担を感じさせることなく低負荷で回収できることから、シニョリッジ、及び外部予算を必要とせず運営することができます。このため通貨の信用発行権(通貨発行権)は、構築するICTプラットフォームに参加する各国中央銀行に委譲することが可能です。
これにより、各国中央銀行の独立性を保ちながら、併せてシニョリッジも各国中央銀行に帰属させることができるようになります。

またインターカレンシーの発行は、融資等による信用創造(Money creation)のほかに、ICOによる通貨供給も可能です。このとき、通貨供給の対価として取得する外部資産(主に外貨)は、そのすべてがマゼルの収入に計上されます。換言すると、無からゴールドを生成する能力をマゼルは有していると言えます。すなわちこれは、かつてない完全なシニョリッジです。

エコシステム

時間と共に増大し続ける政府債務や個人債務等の負債の大きさ(購買力で換算しての負債の大きさ)を任意に減少させることを可能にしながらも、同時に、流通する貨幣全体の経済価値量(購買力の総量・資産の総量)を維持させることができるようになりました。また、購買力で換算しての負債の大きさを減少させるときに、他方で生じさせる購買力で換算しての資産の大きさを個別に制御することで、退蔵貨幣を生じさせない比較的に購買力の大きい者(購買力>退蔵貨幣)への預金金利を増加させ、同時に、退蔵貨幣を生じさせる比較的に購買力の小さい者(購買力<資産)への預金金利を減少させる(マイナス金利を含む)ことができるようになりました。これにより購買力側に貨幣がより多く流れ込むようになり、社会全体で「Growth>Return」を目指すことができるようになりました。

ユビキタス

完全オープンなインターネットの中にあって、半クローズドな、インターカレンシー®の流通する有償・無償を問わない価値交換領域(原則としてユーザ認証が必要とされる情報流通レイヤー)が誕生し、世界は秩序ある状態で広く深くつながるようになります。言わば、グローカルな巨大サイバー・スペースとしての市場がインターネット上に誕生します。インターヴァース®では、都市部のユーザも、地方部のユーザも、国も、経済差も、属性も、文化の違いも超えて、人々は等しく創出される価値に接するようになり、そして互いに価値を交換し合うようになります。なお、インターヴァース®にVR(Virtual Reality)テクノロジーを組み合わせると、いつかに夢見た、小説の中にあった「メタヴァース」の世界が現実のものとなります。

経済成長

事業者や個人の別に限らず、細分化された価値(特に、常に創造され続ける知的創作物)を負荷なく有償交換できるようになることから、販売及び購買活動が盛んになります。すなわち、従来、経済価値として扱われていなかったような、人々から湧き上がり続ける細かな価値についても経済価値としてユーザ間を流通するようになります。
また、実質的な負債の大きさ(購買力で換算する負債量)を時間と共に減少させながら、同時に購買力側(退蔵貨幣を生じさせない側)の保有貨幣を増加させる作用が働くことから、通貨流通速度が上昇し、経済活動が盛んになります。

ジャーナリズム

ジャーナリスト等によるジャーナリズムと、事業者等による広告宣伝活動やデータ収集活動とを、経済価値の相関性としてはネットワーク全体にわたって一体的に機能させながらも、関係性はそれぞれ完全に分離・独立して機能させることに成功し、真のジャーナリズムを実現させることができるようになりました。これにより、ジャーナリスト等の活動家はスポンサーの存在を気にすることなく活動に専念することができるようになり、活動に伴い創造される経済価値は適切に活動家に還元されるようになります。人々は、より深く意義ある情報に接する機会が増え、文明はより強固に発達するようになります。

金融包摂

ネットワークに接続されたデバイスのあるところすべてにおいて、人々に対して、それぞれに大きな負担を強いることなく、先進国の国民も発展途上国の国民も等しく、有償・無償を問わず経済活動(価値交換活動)に参加できる環境、及び保険や融資や投資等を含む金融サービスを受ける環境を提供できるようになります。

イノベーション

ユーザ(経済主体)間において、無償で提供され取得される価値の質と量が増加することから、価値の交換総量が増加し、新たな価値(新結合)が生じやすくなります。人々は、より大きな価値を他者に無償で提供するようになり、他方で人々は、より大きな価値を他者から無償で取得できるようになり、社会に創造される価値そのものが増加するサイクルが生じやすくなります。
イノベーションは、「新結合による経済発展の原動力」です。
インターカレンシー&インターヴァースは、その構成要件から、イノベーションの基礎たる新結合が社会に生じやすい環境を提供します。

格差是正

富の大きさ(貨幣の数量で表される蓄積された購買力の量)と、負債の大きさ(貨幣の数量で表される借用された購買力の量)とのバランスを制御できるようになり、貧富の差を減少させることができるようになります。社会全体として富を増加させながら、同時に、相対的に生じる貧困を減少させることができるようになります。 インターカレンシーは、その構成から、従来の貨幣に最初から備わってしまっている「富から富を生じさせ、負債から負債を生じさせる」、及び「貨幣量で表せられない価値を媒介できない」という致命的な欠陥を解消しました。

国家主権

構築するICTプラットフォームとしての統一通貨(国際通貨)を用いる広域経済圏の一部の経済圏である国家の主権として、各国政府の国債発行等に係る財政政策と、各国中央銀行を中核とする国内市中銀行の融資等に係る金融政策とを、広域経済圏の一部であって、各国政府及び中央銀行が独立して物価コントロールや景気コントロール等の政策を任意に実行することができるようになります。

データサイエンス

従来のように各々のIT事業者によって無駄に分散して寡占されることなく、構築するICTプラットフォームに集約して蓄積されるビッグデータを、ユーザ(IT事業者や研究機関等を含む事業者や行政など)に対して有償提供することができるようになり、蓄積されるビッグデータが公共の財産として広く社会に還元されるようになるとともに、社会に対してデータサイエンスの基盤を提供できるようになります。

フュージョン

構築するICTプラットフォームには、通貨の信用発行機能(融資や国債引受等による通貨の新規発行機能・信用創造/Money creation)を備えることができることから、従来の中央銀行を中核とする管理通貨システムに本発明を組み込んで運用する(従来の金融システムを進化させる)ことができるようになります。

社会資本主義

インターカレンシー&インターヴァースという新時代のミディアムの存在によって、事業者も個人も、それぞれに価値を創造すべく役割を発見し、そしてまた社会に新たな価値と役割を生じさせます。社会には無限の役割が生じ、ありとあらゆる場所および時間において創造される価値は最大化されます。エネルギーロス・ゼロの価値循環メカニズムによる新結合の連鎖はイノベーションを加速させ、イノベーションの連続は文明の進化を生じさせます。インターカレンシーという価値の度量衡、およびインターヴァースという価値の交換領域は、人類を一つにまとめるための基礎的な役割を担います。そのときマゼルは、革命の旗手としての役割を担います。

シニョリッジ
シニョリッジ

マゼルは、構築するICTプラットフォームから送金手数料や発行する2種類の通貨の交換機能におけるスプレッド利益を、ユーザに負担を感じさせることなく低負荷で回収できることから、シニョリッジ、及び外部予算を必要とせず運営することができます。このため通貨の信用発行権(通貨発行権)は、構築するICTプラットフォームに参加する各国中央銀行に委譲することが可能です。
これにより、各国中央銀行の独立性を保ちながら、併せてシニョリッジも各国中央銀行に帰属させることができるようになります。

またインターカレンシーの発行は、融資等による信用創造(Money creation)のほかに、ICOによる通貨供給も可能です。このとき、通貨供給の対価として取得する外部資産(主に外貨)は、そのすべてがマゼルの収入に計上されます。換言すると、無からゴールドを生成する能力をマゼルは有していると言えます。すなわちこれは、かつてない完全なシニョリッジです。

エコシステム
エコシステム

時間と共に増大し続ける政府債務や個人債務等の負債の大きさ(購買力で換算しての負債の大きさ)を任意に減少させることを可能にしながらも、同時に、流通する貨幣全体の経済価値量(購買力の総量・資産の総量)を維持させることができるようになりました。また、購買力で換算しての負債の大きさを減少させるときに、他方で生じさせる購買力で換算しての資産の大きさを個別に制御することで、退蔵貨幣を生じさせない比較的に購買力の大きい者(購買力>退蔵貨幣)への預金金利を増加させ、同時に、退蔵貨幣を生じさせる比較的に購買力の小さい者(購買力<資産)への預金金利を減少させる(マイナス金利を含む)ことができるようになりました。これにより購買力側に貨幣がより多く流れ込むようになり、社会全体で「Growth>Return」を目指すことができるようになりました。

ユビキタス
ユビキタス

完全オープンなインターネットの中にあって、半クローズドな、インターカレンシー®の流通する有償・無償を問わない価値交換領域(原則としてユーザ認証が必要とされる情報流通レイヤー)が誕生し、世界は秩序ある状態で広く深くつながるようになります。言わば、グローカルな巨大サイバー・スペースとしての市場がインターネット上に誕生します。インターヴァース®では、都市部のユーザも、地方部のユーザも、国も、経済差も、属性も、文化の違いも超えて、人々は等しく創出される価値に接するようになり、そして互いに価値を交換し合うようになります。なお、インターヴァース®にVR(Virtual Reality)テクノロジーを組み合わせると、いつかに夢見た、小説の中にあった「メタヴァース」の世界が現実のものとなります。

経済成長
経済成長

事業者や個人の別に限らず、細分化された価値(特に、常に創造され続ける知的創作物)を負荷なく有償交換できるようになることから、販売及び購買活動が盛んになります。すなわち、従来、経済価値として扱われていなかったような、人々から湧き上がり続ける細かな価値についても経済価値としてユーザ間を流通するようになります。
また、実質的な負債の大きさ(購買力で換算する負債量)を時間と共に減少させながら、同時に購買力側(退蔵貨幣を生じさせない側)の保有貨幣を増加させる作用が働くことから、通貨流通速度が上昇し、経済活動が盛んになります。

ジャーナリズム
ジャーナリズム

ジャーナリスト等によるジャーナリズムと、事業者等による広告宣伝活動やデータ収集活動とを、経済価値の相関性としてはネットワーク全体にわたって一体的に機能させながらも、関係性はそれぞれ完全に分離・独立して機能させることに成功し、真のジャーナリズムを実現させることができるようになりました。これにより、ジャーナリスト等の活動家はスポンサーの存在を気にすることなく活動に専念することができるようになり、活動に伴い創造される経済価値は適切に活動家に還元されるようになります。人々は、より深く意義ある情報に接する機会が増え、文明はより強固に発達するようになります。

金融包摂
金融包摂

ネットワークに接続されたデバイスのあるところすべてにおいて、人々に対して、それぞれに大きな負担を強いることなく、先進国の国民も発展途上国の国民も等しく、有償・無償を問わず経済活動(価値交換活動)に参加できる環境、及び保険や融資や投資等を含む金融サービスを受ける環境を提供できるようになります。

イノベーション
イノベーション

ユーザ(経済主体)間において、無償で提供され取得される価値の質と量が増加することから、価値の交換総量が増加し、新たな価値(新結合)が生じやすくなります。人々は、より大きな価値を他者に無償で提供するようになり、他方で人々は、より大きな価値を他者から無償で取得できるようになり、社会に創造される価値そのものが増加するサイクルが生じやすくなります。
イノベーションは、「新結合による経済発展の原動力」です。
インターカレンシー&インターヴァースは、その構成要件から、イノベーションの基礎たる新結合が社会に生じやすい環境を提供します。

格差是正
格差是正

富の大きさ(貨幣の数量で表される蓄積された購買力の量)と、負債の大きさ(貨幣の数量で表される借用された購買力の量)とのバランスを制御できるようになり、貧富の差を減少させることができるようになります。社会全体として富を増加させながら、同時に、相対的に生じる貧困を減少させることができるようになります。 インターカレンシーは、その構成から、従来の貨幣に最初から備わってしまっている「富から富を生じさせ、負債から負債を生じさせる」、及び「貨幣量で表せられない価値を媒介できない」という致命的な欠陥を解消しました。

国家主権
国家主権

構築するICTプラットフォームとしての統一通貨(国際通貨)を用いる広域経済圏の一部の経済圏である国家の主権として、各国政府の国債発行等に係る財政政策と、各国中央銀行を中核とする国内市中銀行の融資等に係る金融政策とを、広域経済圏の一部であって、各国政府及び中央銀行が独立して物価コントロールや景気コントロール等の政策を任意に実行することができるようになります。

データサイエンス
データサイエンス

従来のように各々のIT事業者によって無駄に分散して寡占されることなく、構築するICTプラットフォームに集約して蓄積されるビッグデータを、ユーザ(IT事業者や研究機関等を含む事業者や行政など)に対して有償提供することができるようになり、蓄積されるビッグデータが公共の財産として広く社会に還元されるようになるとともに、社会に対してデータサイエンスの基盤を提供できるようになります。

フュージョン
フュージョン

構築するICTプラットフォームには、通貨の信用発行機能(融資や国債引受等による通貨の新規発行機能・信用創造/Money creation)を備えることができることから、従来の中央銀行を中核とする管理通貨システムに本発明を組み込んで運用する(従来の金融システムを進化させる)ことができるようになります。

社会資本主義
社会資本主義

インターカレンシー&インターヴァースという新時代のミディアムの存在によって、事業者も個人も、それぞれに価値を創造すべく役割を発見し、そしてまた社会に新たな価値と役割を生じさせます。社会には無限の役割が生じ、ありとあらゆる場所および時間において創造される価値は最大化されます。エネルギーロス・ゼロの価値循環メカニズムによる新結合の連鎖はイノベーションを加速させ、イノベーションの連続は文明の進化を生じさせます。インターカレンシーという価値の度量衡、およびインターヴァースという価値の交換領域は、人類を一つにまとめるための基礎的な役割を担います。そのときマゼルは、革命の旗手としての役割を担います。

White paper

インターネットの誕生から半世紀
情報革命が起きようとしている今、ここに従来の概念を根底から覆す、発明されたデジタル本位貨幣のすべてと、実現可能な未来のすがたとを公表します。

かつてないソーシャル・プロジェクト「MAXELE」
未来の経済システムの基盤として機能するICTプラットフォーム
その要所をお伝えします。

Greetings

私たち研究者は、グローバリゼーションの先にあるワールド・エコノミーのビジョンを、常に意識の先端に置いています。そして、私たち人類が文明を興すことになった原因たる、個体間における価値交換への機能的アプローチのメカニズムを解析し続けています。経済が地球規模で成立する現代、及び未来において、経済圏とは人類が認識可能な範囲すべてになり、このような経済圏を成立させるMONEYとは、地球規模でこれを支えるマネタリー・システムにほかなりません。
ワールド・エコノミーを成立させるマネタリー・システムとしてのグローバル・スタンダード・カレンシー、その欠如こそが、すべてにつながる根本課題でした。

このたび当社は、グローバル・スタンダード・カレンシーになり得るインターカレンシー、及びワールド・エコノミーの基盤となり得るインターヴァースの理論をまとめ、これをオフィシャル・サイトにて完全公開しました。そしてそのアルゴリズムの要所について、日本国において複数の特許を成立させました。今後当社は、歴史上唯一の「グローバル通貨・経済圏提供事業者」としてプロジェクトを推進してまいります。
なお当社の掲げるビジョン、及び当社のミッションは、特定の国家に従属しない、独立した機関によってのみ達成できます。提供するソリューションの特異性に鑑みると、当社は早急にグローバライズされた組織体制を採る必要があり、また直ちに、コア・アルゴリズムにかかる国際的な特許網の整備が必要です。これがかなわなければ、インターカレンシー、及びインターヴァースを成立させるコア・アルゴリズムは、世界中の誰もが(どの国家もが)自由に使用できるようになってしまい、事実上、グローバル・スタンダード・カレンシー、及びワールド・エコノミーのビジョンはついえてしまいます。そのため当社は、現在、国際的な特許ポートフォリオ、及びグローバライズされた体制の構築を目的とした資本政策の実現に向けて邁進しており、コア・コンピタンスのシナジーが見込まれるグローバル・カンパニーとの資本業務提携を模索しています。関係各位におかれましては、オフィシャル・サイトの内容を精査の上、当社との関係構築をご検討くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
※PCT(特許協力条約)における優先権制度により加盟国への国内移行期限があるため、当社は早期に資本政策を実行する必要に迫られています。ご検討の際には、なるべく早いご対応をお願いいたします。

ビジョン、及びミッションを頓挫させることなく、未来につなげること、これだけが私たちの想いです。どうか私たちに力をお貸しください。

株式会社MAXELE
代表取締役 & ファウンダー 渡邊和豊