グローバル・サイバー経済圏「インターヴァース」について

インターヴァースの構成要件


インターヴァースは、ユーザ・デバイスにインストールされるインターカレンシーを管理するためのウォレット・アプリケーションに統合された状態で提供される、ユーザ・デバイスを介して参加することのできるインターネット上に誕生する価値交換領域です。ユーザは、各自利用するインターネットに接続可能なデバイス(例えば、スマートフォン、タブレット、PC、TV、ゲーム機、VR端末、又はウェアラブル端末等)、及びインターカレンシー・ウォレットを用いて、いつでも、どこでも、誰とでも、場所や時間を超えて「価値」(誰かにとっての有益な、データとして表すことのできる情報やモノやサービス)を、有償か無償かを問わず提供、及び取得することができます。

 

<特徴>

  • ユーザには、インターカレンシー・ウォレットが提供される
  • ユーザは、有償、又は無償で任意に「価値」を他のユーザに対して提供(他のユーザから取得)できる
  • 決済手段はインターカレンシーに限定されている
  • 国ごとに分散することはなく、インターネットの範囲と同じ範囲で提供される
  • 無償で提供される「価値」に含まれる経済価値と等価のインターカレンシーが発行されユーザに付与される
  • 購買力の異なる国を超えての、無償で提供され取得される「価値」の経済価値さえも適切に定量化され、購買力の異なる国を超えて、それぞれのユーザにインターカレンシーが発行・付与される
  • 情報、モノ、又はサービス等の売買は、インターカレンシーを通貨として、購買力の異なる国を超えてストレスフリーで行うことができる
  • インターカレンシーを消費することによって、対象を限定(例えば市や国等)してビッグデータを取得できる
  • インターカレンシーを消費することによって、対象を限定(例えば地域や属性等)して広告宣伝を行うことができる

 

 

インターヴァースの唯一性


従来、完全に自立して存在する独自通貨の流通するICTプラットフォームはありませんでした。インターヴァースは、その構成要件としてインターカレンシーの存在を必要とします。すなわち、インターカレンシーを生成するために必要な基礎アルゴリズムの特許を有する当社だけが、グローバル・サイバー経済圏としてのインターヴァースを提供することができると同時に、このようなICTプラットフォームの誕生は人類史上初の経験です。

まったく新しい、かつてない概念によって誕生するインターヴァース。そして、その構成要件の中核を担う基礎アルゴリズムに関する複数の特許。さらに、設計をブラッシュアップさせ続けるリサーチャー・ネットワークの存在。これらは、マゼル・プロジェクトの可能性を飛躍的に向上させます。

 

 

インターヴァースとは


以下にて、インターヴァースについて説明を拡張します。

 

<概要>

公益を目的としたフィンテックICTプラットフォーム

インターヴァースとは、社会を形作る基礎的要素である「情報流通」(価値交換活動)にフォーカスした、参加者の参加者による参加者のための市場提供型ネットワーク・プラットフォームです。
インターヴァースは、MAXELEの保有する3つの特許発明を組み合わせて誕生する、プラットフォームを利用する参加者の相関性を最適化させる、完全無課金さえをも可能とするグローバル・サイバー経済圏です。
インターカレンシーのICOプロジェクトは、インターヴァースを世の中に提供することによって、参加者、ひいては私たち人類が、それぞれ直面する「課題を解決しようとするエネルギー消費活動の非効率性を是正する」ことを目的として、これを事業化させるソーシャル・プロジェクトです。

 

<構成>

従来のプラットフォームの枠を超えたプラットフォーム

従来のサービスとして、プラットフォーマーの提供するB(プラットフォーマー自身)toB(又はC)toB(又はC)型の3者間ICTプラットフォーム(楽天、ヤフー、メルカリ、アリババ、フェイスブック、YouTube、Instagram、Line、Twitter等にあるような基本パターン)があります。MAXELEは、3つの特許発明を用いてB(MAXELE自身)to B(又はC)to B(又はC)to B(又はC)型の4者間ICTプラットフォームを、インターネット上において世界で初めて実現します。これは、ICTプラットフォームが常識的なICTプラットフォームの枠を超え、経済活動領域(Economic activity domain)、すなわち私たちの活動する社会基盤そのものの態様に進化することを意味します。そして、情報を発する者、情報を得る者、コストを支払い便益を享受する者、価値を提供し収入を得る者等が、時と場所をまたがって効率的に相関性を形成することのできる場所がインターネット上に誕生します。つまりインターヴァースとは、取り扱う素材がデータに変換できるものであればどのようなものでも取り扱うことのできる、インターネット上に誕生するグローバルな経済活動インフラです。
MAXELEは、サイバー領域(インターヴァース)とフィジカル領域(実社会)とに対して2種類の通貨を一体的に供給する特許発明アルゴリズムによって、MAXELE自身も含めての4者間ICTプラットフォームをグローバル且つローカルに提供することになりますが、このことによって、ユーザに対して従来の3者間ICTプラットフォームを大きく上回る相互接点機会を提供することができることが特徴です。つまりインターヴァースは、現実社会での相互接点機会と同様の複雑な相関性を、仮想的に構成することを可能とするプラットフォームです。

 

<コスト>

負担のない公正な課金(徴税)システム

インターヴァース、及びインターカレンシーを含むICTプラットフォームでは、価値保蔵機能を有していない第1価値交換媒体としてのインターカレンシーを稼ぎ、これを、価値保蔵機能を有する第2価値交換媒体としてのインターカレンシーに交換するユーザから、第2価値交換媒体としてのインターカレンシーが税金として自律的に徴収されます。その態様は、スプレッドによるものもあれば、手数料によるものもあり、どのようにでも構築できます。また、ユーザごとの一定期間の行動評価と納付額に基づき、徴収済みのインターカレンシーをユーザに還付する仕組みを構成に含めても構いません。これらの仕組みを通じてMAXELEは事業運営コストを捻出するものであり、換言すると、自らICO,又は信用発行(信用創造)によって市中に供給したインターカレンシーの一部を吸い上げ、コストの支払いを通して、吸い上げたインターカレンシーを市中に再供給するものです。ユーザは、インターヴァースにおけるプラス収支(営業利益)の一部をMAXELEに納付し、MAXELEは納付されたインターカレンシーをコストの支払いに充てるという、実社会における徴税の概念の究極的にシンプルな形態が、当該ICTプラットフォームの課税システムとなります。
また、ユーザ間におけるインターカレンシーの移動(すなわち決済、支払い、弁済、又は譲渡等の送金)に際して送金手数料を徴収することもできますし、従来のクレジットカードの課金システムのように、ユーザに対して年会費を要求しても構いません。
なお、以上のように合理的な課金(徴税&再供給)システムですが、MAXELEがICO、又は信用発行におけるシニョリッジを自身の収入に計上するとき、そのすべてを「ゼロ」にすることも可能です。つまり、シニョリッジをコストの支払いに充てる場合には、上記のような合理的な課金(徴税&再供給)システムさえも不要となり、完全無税のICTプラットフォームが現実のものになります。このときユーザは、エネルギーロス・ゼロの状態で経済活動を行うことが可能となり、「課題を解決しようとするエネルギー消費活動の効率化」は、極大化します。

 

<比喩>

いわば複数の物理国土にまたがる仮想国土のようなもの

MAXELEは従来のビジネスモデルにあるような、ユーザに対して物品やサービスを販売したり提供したりすることはなく、新たな市場を社会に提供するものです。これは、いわば地上から見上げる上空に新大陸を発見し、そしてこれを効果的に地上と接続し、そうして人々の相関性を最適化させて社会に創造される価値の最大化に寄与するソリューションを提供するものです。
そしてこのソリューションは、上記にあるように、国家の有するような機能(通貨発行、経済活動基盤の提供、徴税、及びルール整備等の機能)を有しており、複数の国家にまたがって仮想的に構築され、自身は自らの生存権を確立すべくプラットフォームの安定と発展を図り続け、人々に対して永続的に価値を提供し続けます。
インターヴァースは、まさに国家をまたがる一大仮想国土のようなものです。

 

<可能性>

触れる機会は、いつでも、どこにでも、誰にでもある

Wi-Fi、移動体通信網、光ファイバー等のインターネットに接続することのできるネットワークに接続された、スマートフォン、タブレット、PC、テレビ、ブルーレイレコーダ、ゲーム機、カーナビ、又はVR機器等のデバイスがあれば、ユーザはMAXELEの提供するアプリケーションをデバイスにインストールするだけで、いつでもどこでもプラットフォームを利用することができます。
近年、ネットワーク機能を有するデバイスは、スマートフォンを筆頭に、私たちの生活必需品になってきています。そして、ネットワーク網も同様で、通信カバーエリアの拡大はもちろんのこと、通信速度の向上も著しいものがあります。MAXELEは、これらのインフラを活用してインターヴァース&インターカレンシーを社会に提供します。
ユーザは、それぞれが持つデバイスを通して、インターヴァースに参加し、自らの、課題を解決しようとするエネルギー消費活動を効率化すべく、有償・無償を問わず「情報」(価値)を発信したり取得したりすることで、このプラットフォームは全体として機能します。そして、このプラットフォームの取り扱うことのできる「情報」は、文書等の情報に限るものではなく、「データに変換できるものすべて」であることから、技術の進歩及び、プラットフォームのアップグレードに伴う無限の可能性を秘めています。
例えば、ユーザが家のテレビでニュースやドラマを見ながら、スマートスピーカーで音楽を聴きながら、パソコンでコラムを書きながら、スマートフォンで調べ物や買い物をしながら、遠くのスクリーンに新作映画が上映されており、これらすべてが経済活動として機能する状況があるとき、そのすべてがインターヴァースによるもの、といったことも可能です。
また例えば、VRゴーグルやVRスーツ等のデバイスを通じて、ユーザがVRフィールドに自らの知覚を投入し、映画マトリックスにあったような世界を満喫するとき、そのすべてがインターヴァースによるもの、といったことも可能です。
つまり、インターヴァースへの私たちの接触機会は、どこにでもある軽いものから、あまり見ることのない重いものまでさまざまです。このことは、MAXELEが何らかのサービスを提供する従来型の3者間ICTプラットフォームではなく、通貨システムを含む経済活動領域を提供する、完全なる多面的4者間Fintech ICTプラットフォームであることに由来します。インターヴァース&インターカレンシーの可能性はハードウェアの進歩と共に大きくなります。

 

<役割>

広告宣伝市場+ビッグデータ市場=無償コンテンツ市場

インターヴァースにおいて収入を得ることになる価値提供ユーザですが、MAXELEは、ユーザが効果的に広告宣伝、及びビッグデータ取得できるアルゴリズムを内在させており、無償で価値を提供するユーザが効果的に収入を得ることができる環境を提供します。インターヴァースというグローバル・サイバー経済圏は、第一に広告宣伝市場(ビッグデータ市場)として機能します。
例えばニュースがあります。従来、視聴者はテレビや新聞や情報提供サイト等を通じてコンテンツ制作者の作成した記事や番組等の情報を取得する機会を得ますが、視聴者に対して事業者が広告宣伝活動を行うスキームが存在します。コンテンツ制作者は作成した記事等の情報をコンテンツ配信事業者に販売し、コンテンツ配信事業者はテレビ等のメディア事業者にコンテンツを販売し、メディア事業者は視聴者にコンテンツを提供します。そして、コンテンツ視聴者に対して広告宣伝したい事業者が、広告代理店、及びメディア事業者を介して広告を行います。つまり、この場合に他者に提供(発信)しようとする情報はコンテンツであり広告です。そして、コンテンツ制作者はコンテンツ作成の対価を必要としており、広告主は訴求対象者への広告による対価を支払おうとしています。そしてこれを媒介するメディアがあります。単純に言ってこの三者間のやり取りだけですが、きわめて複雑、かつ情報伝達負荷が大きくなっており、私たちのエネルギー消費活動は非効率であると言わざるを得ません。インターヴァースはこの課題を解決します。コンテンツ制作者→視聴者←広告主のダイレクトかつ効率的なつながりを提供します。端的に言えば、広告主の支払う広告宣伝費(ビッグデータ取得のための費用)が視聴者の行動を介してコンテンツ制作者に直接的にロス・ゼロの状態で支払われるようになります。そしてこれは、購買力の異なる国家間をまたいでストレス・フリーで行われるようになります(異なる購買力を反映させて情報、及び経済価値をユーザ間で循環させる特許発明アルゴリズムによる効果)。
以上から、ジャーナリスト等の無償で価値を提供するユーザはインターヴァースに集まるようになり、ネットワーク効果のシナジーによって規模は最大化されます。換言すると、インターヴァースはジャーナリズムをグローバルに支える社会基盤として機能し、同時にデータ・サイエンスを支える社会基盤としても機能します。