このたび、マゼル・プロジェクトに係る複数の発明を束ねた国際出願済みのPCT特許出願について、PCT加盟国の1つである日本国において複数の特許が成立いたしました。※そのほか係属中の特許見込みも複数存在します。これを受けて本プロジェクトでは、PCT特許出願明細書に開示する複数の発明について今後随時、PCT加盟国において特許権を取得する方針としており、併せて本プロジェクトの内容をすべて、ホワイトペーパーを提供する形で公表いたしました。これは、本プロジェクトを遂行する上で必要不可欠である発明された”貨幣生成アルゴリズム”について、そのコア・アルゴリズムの知的財産権が制度によって保護されることにより、模倣等を防ぐための手段として国際的な知的財産権保護制度を本プロジェクトの排他的実施権として自らで活用するものです。
マゼル・プロジェクトは、その研究の過程において従来の技術では解決できない根本課題が我々人類の生活する社会基盤に存在することを突き止め、これを解決するための技術を発明したところに、その特異性があります。また、その研究のアプローチについても一般的に行われるような積み上げ型のプロセスによるものではなく、本来あるべき我々人類の生活する社会基盤のあり方を探求したうえで、従来の社会のあり方とのギャップを見定め、その原因を取り除くアプローチによるものです。そのため、本プロジェクトによって解決しようとする課題は誰もが簡単に理解できるような課題ではなく、文明そのものの根本課題とも言えるような根の深い課題です。
このことから本プロジェクト、及び発明の見え方は、見る視点やそれぞれの背景から様々に捉えることが可能であり、本プロジェクト、及び発明の本質が捉えにくい、という問題がありました。
本オフィシャルサイトにて提供するホワイトペーパーは、少しでも詳しく本プロジェクトを皆様に伝えたいとの考えから、発明者であるファウンダー自身によって作成されています。そのため表現が一般的でなかったり不明瞭であったり間々あることかと存じますが、本質まで含めてお伝えする手段としては、これ以外の方法が考えられませんでした。文章量が多くお手数をおかけいたしますが、関係各位におかれましてはご高覧くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクトの核心を一言で表現しますと、それは、”デジタル本位貨幣の内生的生成技術を発明し、これを国際的な特許制度を用いて保護したこと”につきます。
すべてに通じる根本的な課題を解決するための、”無限に信用創造可能であって、且つ本位量を制御可能なデジタル本位貨幣の発明”は、人類史上初の真の貨幣の誕生を意味しています。
なお、発明されたデジタル本位貨幣の本位対象は購買力そのものです。構築するICTプラットフォームにおいて発行される価値交換媒体は、貨幣生成アルゴリズムの作用によって内生的かつ自律的に購買力が生じる状態に保たれ続けます。これは例えば、従来の価値交換媒体のように、ゴールドやその他の価値交換媒体(例えば他国の通貨)等の外部資産の購買力に依存する必要がないことを示しており、為替もペッグ対象資産もまったく必要としない、独立して通貨機能を発揮する本位貨幣が誕生することを示しています。
私たちは、これをプロジェクトのコア・コンピタンスに据えてミッションを達成します。
関係各位におかれましては、ご支援ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
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